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転職活動がうまくいかない「よくある」理由と成功する対策

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転職活動がうまくいかない「よくある」理由と成功する対策

転職相談者

転職活動がうまくいく人といかない人の違いを知りたい。
面接が前に進むことができずに転職に焦りと疲れを感じている。
現職の急な解雇や倒産が怖いので、事前に転職活動の成功を把握しておきたい。

こういった疑問に答えます。

私は転職エージェント歴5年で年間600人以上の転職相談からの相談を受けています。

転職活動は非日常活動の連続になりますので、途中で疲れたり落ち込んだりすることもあると思います。「転職活動がうまくいかない」と思ってくるとさらに企業面接でこの転職活動自体が前向きにならずに負の連鎖になりがちです。

これから転職活動をする方もすでに転職活動をしている方も転職がうまくいかない状況から無事に内定、入社後に活躍するためにも準備が大切になります。
今回は【転職活動がうまくいかない「よくある」理由と成功する対策】と題して、転職活動でうまくいかない理由とその対策についてご紹介します。

理由1.企業の求める人物像を理解して、自己アピールしていない

転職活動未経験対策

書類選考の際によくあることですが、企業から「他者との比較にてお見送り」「スキル不足のためお見送り」と判断された場合は、自己PRが上手くできていないことがありますので、こちらを見直してみるといいです。

中途採用では新卒とは違い、経験のスキルなどの付加価値を求めて即戦力人材を採用します。「企業が求めるスキルや経験、入社後の活躍」という意識がないと自分は合っていると思っているのに、実は全然違う求人に応募してしまっていることもあります。

転職に失敗しやすい人は、面接前の応募の段階で「企業のニーズがつかめず、求められているような履歴書と職務経歴書を提出できていない」という人が非常に多いです。

一方で、自分はしっかり企業の求めるスキルや経験を積んでいるにも関わらず、自己アピールが面接でできずにお見送りとなってしまう方もいます。募集要項の「求めている人材」や「募集の背景」「必須スキル」について、理解を深め必要があります。

対策方法

自分が応募企業の面接官の立場になって考えてみる

現職などで自社の採用面接官をやった方の方が相手の立場が理解できているので採用されやすいこともあります。「企業の採用基準を把握している」ことも採用の重要なポイントになります。企業の立場に立って質問の意図を理解し、自己PRをしましょう。

 

理由2.未経験の求人へ応募しすぎている

転職活動未経験

昨今の転職市場の場合、「未経験」は非常に厳しい状況になっています。

理由は未経験ということは今までの社会人経験はあるものの違ったスキルが必要な業界へ挑むことになります。未経験であればよく第二新卒の採用枠として未経験の募集があるが、新卒と同じ面接の対応ではお見送りになる可能性は十分にあります。そもそも、未経験募集でも入社後に活躍できる方を募集するのは同じなので、未経験なりの企業アピールが必要です。
即戦力になれるかをアピールしないと「優秀な新卒を採用した方がいい」という判断になり不採用につがります。

新卒採用の場合も未経験ですが、企業側は長期的に育成することを前提に採用しています。ただ、中途採用の未経験は話が違ってくることを注意しましょう。

そうは言っても未経験の業界にチャレンジしたい、活躍して頑張りたい方もいると思います。今回の記事ではまず下記について理解しておき、無謀な応募を避けることでチャンスを上げれるようにしましょう。

未経験
業種・職種どちらも未経験でOK。社会人未経験まで含むことも

職種未経験
「営業」や「コンサルタント」「技術者」といった業務内容が未経験でもOK。

業種未経験
「通信業」「出版業」「サービス業」など仕事の業種が未経験でもOK。

 

理由3.自己中心的な考え方を変えることができない

転職活動未経験対策

面接対策を進めていくと自身の希望条件や会社の理想が明確になってきます。そこで陥りやすりのが採用する企業側のことを理解できずに、自己中心的な考えになることです。

誰しも理想の会社で仕事をしたいのはあります。その条件でどんなに自分で探しても、何十人とエージェントを利用して求人を探してもらっても見つからないこともあります。

まずは、「なぜ転職をして、何を実現したいのか」を考え、求める条件に優先順位をつけるようにしましょう。その上で、求人企業は「どんな人を求めているのか?」「どんな人に入社してもらいたいのか?」を理解したうえで、自分は「何が提供できるのか?」を考え、整理し伝えるようにしましょう。
一方的に自分の希望を伝えていても企業側が求めていなければ、採用されることはありませんので、理想と現実をみて、考え方を見直すことも大切になります。

理由4.転職を自分ひとりで行っている

転職活動未経験

転職することは周囲に伝えにくい、友人や家族にも話、相談しにくいこともあると思います。自分ひとりで転職活動行っている方もいるかと思いますが、結果としては効率が非常に悪いです。

転職エージェントを利用することで、簡単には以下2つのメリットがあります。

・面接対策を行ってくれる転職エージェントもいる
・転職エージェントが追加で経験やスキルをアピールしてもらえる

面接対策を行ってくれる転職エージェントもいる

転職エージェントは面接前により良い面接対策を行ってくれる企業もあり、自分ひとりで面接対策するよりも情報を得ることができて採用に繋がるようにサポートしてくれます。

なぜより良い面接対策ができるのかは下記3点の理由になります。

・他の転職希望者がすでに応募企業を受けていた場合にお見送りの理由や
面接の質問内容など重要な情報を持っている可能性がある。
・企業についてHPなどでは載っていない、採用ポイントを把握している可能性がある。
・事前に面接官からの想定質問への回答が間違っていないか確認することができる。

転職エージェントは企業の人事や面接官(社長、部長クラス)と事前に欲しい人材を直接ヒアリングしているので、経験があるエージェントであればどうゆう人が採用になるのか理解していることが高いです。また、重要ポイントを知っていた場合には例えば「○○のスキルを非常に重視しているのでこれは面接で詳細をアピールできるように準備しましょう」など企業ごとにアドバイスをもらえて、内定確率が高くなります。

転職エージェントが追加で経験やスキルをアピールしてもらえる

面接前に追加で自分のことを経験やスキル、人柄などを応募する企業へ推薦状を書いて、応募してくれる転職エージェントもいます。

また、よく面接の流れで伝えたいことや確認しておきたいことができないまま、面接が終わってしまうこともあります。ただ面接中に伝えることができなかった内容や自己PRなども後日転職エージェントを介して伝えてもらうことも可能です。

転職エージェントの担当者が大手でも選ぶことできないのが難点ですが、合う合わないなどもあると思いますのでその時には遠慮なく、違う方をお願いすることも大事になります。自分の人生選択の一部を相談するのですから遠慮する必要なんてありません。

まとめ


今回は【転職活動がうまくいかない「よくある」理由と成功する対策】と題して、転職活動でうまくいかない理由とその対策についてご紹介させて頂きました。

自分自身が原因で面接が前に進まないこともありますので、一概に上手くいっていないからといって落ち込む必要はありません。「企業視点」を常に意識して転職活動を頑張って頂けたらと思います。

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