転職相談者
「転職を今はしないが、転職サイトや転職エージェントを利用してもいいのか。
転職サイトへ登録すると何がメリットで何がデメリットは?」
こういった疑問に答えます。
私は転職エージェント歴5年で年間600人以上の転職相談からの相談を受けています。
その求職者からの経験や相談内容を網羅して今すべき転職活動の準備と進め方になります。
アフターコロナ時代の待ったなしの状況化で、いかに転職するしないに限らず準備しておくことが大切になります。「少しでも転職を考えていた。今の会社でいいのかな…。」って方はぜひ記事をご覧ください。
1.転職サイトと転職エージェントの違いを理解する
最初に結論をお伝えすると転職を今すぐではない方も転職サイトや転職エージェントへ登録すべきです。
現在の日本情勢において中小企業はもちろん大企業も例外なく急な業績悪化による解雇もしくは人員削減をする企業は増加をしていきます。
自分の本意でなく会社を辞めることになった際にそこから転職活動を動いてもすぐには就職先が決まることは稀であり、いつ何時でも対応できるために登録をおすすめします。
転職サイトと転職エージェントの違いを理解する
転職サイトと転職エージェントの違いを理解して登録しましょう
まずここの違いを理解していないと転職するつもりでないのに、転職エージェントから頻繁に連絡があったりと、お互いにいい面を理解して利用するためです。
転職サイト
自分で求人情報を検索し、良い案件があれば応募することが基本的な利用スタイル
終始自分のペースで転職活動をすすめることができます。
転職エージェント
一人ひとりに担当のキャリアコンサルタントがつきまして担当キャリアコンサルタントと適宜相談しながら利用するスタイル
明確な転職意思がある人向けになります。
将来的に何かあったら、転職市場の収集などいつか転職するかもしれないという人であれば、自分のペースで検索できる転職サイトのほうがおすすめです。
転職サイトと転職エージェントの違いを理解して登録するようにしましょう。
2.なぜ転職してないのに登録しておくべきなのか
下記3点のメリットがあります。
1.転職のチャンスにめぐり合える可能性がある
2.会社や仕事への視野が広まる
3.自分の市場価値を把握できる
そもそも転職サイトの利用規約に「転職するつもりがないなら登録禁止」と明記してある転職サイトはありません。
メリット1
転職のチャンスにめぐり合える可能性がある
常に転職市場の情報収集を行えば、自分の興味ややりたい仕事に出会える確率がアップします。
会社業績不振による急な解雇の際でも焦ることなく対応できます。
メリット2
会社や仕事への視野が広まる
同業他社はどのような求人を出しているのかなどを把握することにより、現職でも今のポジションと比較ができます。
メリット3
自分の市場価値を把握できる
他業種の情報も得られるので、自分の市場価値や活躍の基準を計ることができます。
その上で自身のキャリアアップの参考にされる方もいます。
ただ、登録すると転職エージェントからの直接の連絡が多かったり、転職サイトからのメールが面倒などを危惧される方もいらっしゃるかと思います。
その際には下記を初動対応にて、軽減できます。
転職エージェント
電話もしくは直接の面談にて打合せの時間が基本的には
セッティングされるのでその際に下記を伝えるのもあり。
・転職希望時期(情報収集程度の転職)
・希望条件以外の求人不要
・基本連絡はメール希望
転職サイト
転職サイト
⇒転職サイトの登録時の設定を調整しましょう。
・メールマガジンの配信メール調整
・検索希望条件の設定調整
・スカウトメールの有無
などを伝えておくようにすると余計な情報が除くことができます。
各転職サイトと転職エージェントの違いを理解して登録しましょう
その上で、自分に合う情報が取れるようでしたら引き続き利用しておき、相異がある転職サイトや転職エージェントに関しては退会手続きをされるのもありです。
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3.転職活動をせざるを得ない状況になる前にやるべきこと
転職活動は事前準備ですべてが決まります。
現職で一生務めると決めている人ほど自分の選択肢を増やす、絶好のチャンスになります。
転職しようと思うタイミングは以下5点が主になります。
・キャリアアップを目指す
・キャリアチェンジを目指す
・取得した資格を活かす
・結婚・育児などのライフイベント
・現職の不満に耐えれないとき
前向きな転職の場合は計画的に転職活動がスタートできますが、焦った心理状態のときには冷静な判断をするのは難しくなるものです。
いまは大丈夫と思っている方も、大丈夫な心理状態だからこそ普段から求人の情報収集や動向を得るようにしましょう。
いますぐの転職活動でなくとも履歴書と職務経歴書を日々更新すべきです。
自身の経歴の棚卸しもできますので、日々の業務で忙しい人ほど今の仕事の振り返りを行うことで、キャリアアップにも繋がります。
転職しようと思ってから履歴書、職務経歴書を書くのでは遅すぎる
いざ転職を考え始めてから履歴書や職務経歴書を書こうとすると、状況によっては心理的にマイナスなこともあるので自分にとってベストの内容にすることが難しいものです。もっとも魅力的な書類にするためには、大きな仕事や目標を達成した際にキャリアの棚卸しを行い、履歴書や職務経歴書を更新するようにしましょう。
履歴書、職務経歴書更新のタイミング
「大きな仕事を終えた時」と「結果を出せた時」の2つです。
大きな仕事を終えた時に更新すれば、鮮明に覚えていますのでアピールを詳細に記載することができます。
また、結果を出せた時に更新すれば、目標を達成するまでの工程や問題に対して、どのように対応して成功することができたかなどのアピールできます。
よくあること
いざ履歴書や職務経歴書を書こうとすると、書く手が止まるという人も多いのではないでしょうか。
私も職務経歴書を作成するのは面倒だと感じるときもあります。
その場合は、簡単にメモ程度でもいいので残しておくようにしましょう。
もし転職のために履歴書や職務経歴書を書く際には、そのメモを頼りに記憶を辿り、自身の自己PRのネタとして使用しましょう。
転職するつもりでなくても転職サイト登録する場合は履歴書と職務経歴書を記載する項目があります。転職サイトを利用して経歴を更新される方もいますので、ぜひ自身のキャリアを振り返る意味でも事前にできることから始めてみましょう。
ここまで、転職するつもりでなくても転職サイトなどへ登録しても良い理由3選になりますが、 転職相談者 「転職サイト登録したら転職活動をしていることが会 ... 続きを見る
ではどこの転職エージェントを利用すべきかについては転職サイトのおすすめ記事より参考頂ければと思います。
転職活動を会社にバレずにするときに、気をつけたいポイント3選
おすすめ転職サイト・転職エージェントをご紹介します!
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