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転職の際に応募数は平均何社?転職成功する人の特徴

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転職の際に応募数は平均何社?転職成功する人の特徴

転職相談者

転職サイトを利用して転職活動しているが、何社応募するのがいいのか分からない。
転職が成功した人は平均何社応募しているのか知りたい。
応募する求人がそもそも少ないので1社のみでもいいのか?

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

1.転職活動で平均何社に応募するのがベスト?
2.転職を成功させるための応募数する際に注意点
3.求人数が少ない場合の対処法

私は転職エージェント歴5年で年間600人以上の転職相談からの相談を受けています。
転職活動の際に応募する企業は何社受けるべきなのか不安になることもあるかと思います。
今回は「転職の際に応募数は平均何社?転職成功する人の特徴」と題して、転職成功者の平均応募数や注意点などをご紹介させて頂きます。

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転職活動で平均何社に応募するのがベスト?


転職の面接対策

転職する際の平均応募数は?

転職する際の平均応募数は20社以上になります。

転職の応募数が多いと感じた方もいれば、少ないと感じた方もいるかと思います。
平均的には応募数は20社以上となりますが、「職種」「業種」「年代」「男女」「地域」「職種別」によってはの平均応募社数以上の数値なることもあります。

事前に企業のことを調査してから1社に応募される方ももちろんいます。ただ、現実は書類選考の通過率は約3分の1程度、最終面接の通過率はさらに約2分の1程度といわれています。1社のみ応募で内定を取ることは極めて稀になります。

仮に応募した1社が面接まで進んだとしても、最終面接で不採用、内定条件通知書の内容が希望通りでないために辞退になると、この時点で1.5カ月以上時間を使っているかと思われます。そこからもう一度最初の応募からやり直すことを考えると、複数の企業に同時応募しておいたほうが安心にはなります。多くの人は時間がないのが転職活動になりますのでリスクヘッジを取ることは決して無駄ではありません。
参考:求人情報・転職サイトdoda「転職成功者の平均応募社数」

ただ、そうはいっても「すぐに転職は希望していないが、いい企業と出会えたら転職したい」という人もいるかもしれません。それであれば時期などは気にせずにより絞った希望条件の企業を選定して応募選考をするのも一つの手になります。

応募する企業数の目安は20社程度だと考えておくのが一般的ということが結論となります。

 

転職者がなぜこんなにも応募平均数が多いのか?

結論としては「転職成功者は複数応募する割合が多い」ことが確率的に証明できるためです。

応募した人の書類通過率(30%)と一次面接通過率(30%)、さらに最終面接通過率(50%)を元に逆算してみると数字の確率論になりますが、「1社の内定を得るためには、6社以上の面接を受ける必要があります。
そのためには22社以上の求人応募する必要がある」という計算になります。先ほどの平均応募社数が20社というのも的を得ている情報となります。

22社応募→6.7社書類通過→約2社一次面接通過→1社最終面接通

もちろん、20社応募というのはあくまでも平均になりますので、数社に絞って内定をもらう方もいます。それは今までの経験や先ほど示した業界などの市場の状態によって異なります。

結論として転職成功者は複数応募する割合が多いというのは紛れもない事実ではあります。

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転職を成功させるための応募数に関しての注意点3つ

転職の面接対策

 

①応募数を気にする前に自身の転職条件の優先順位を明確にする

希望条件も決めずに何でも応募する、何となく条件が良さそうだから応募することは確かに複数応募になりますが、条件を明確に決めずに応募することは正直時間の無駄になります。

先ほども記載しましたが、転職活動で複数応募する方が成功しやすいことはお伝えさせて頂きました。
しかし、応募数を増やすことで1社に対しての企業研究や面接準備に費やせる時間が応募数分だけ減るということになります。

応募している企業に優先順位をつけることができれば、志望度に高い順に面接などをスケジュール立てることもできるかと思われます。

希望条件の優先順位について設定ができていない場合は下記の記事についても参考にしてください。

 

②転職日から逆算してスケジューリングする

転職する際には面接の調整がうまく行かないケースがあります。
現職で勤務中の場合は有給休暇なども時には必要になります。最終面接などの最重要な際には役員や取締役などが面接官を担当するため調整が難しくなりやすいです。

面接を複数同日に設定して効率よく進めることにもなりますが、ある程度余裕を持ったスケジューリングをすることも時には大切になります。

面接日時の再調整を依頼する場合、基本的には1回までが限度になりますので、書類通過した企業が本当に有給休暇などを取ってでも行きたい企業なのかも判断して応募するようにしましょう。

 

③転職準備ができる時間を配分して応募する

一般的には20社が平均となっていますが、それ以上を超えての応募は個人的にも1社1社に対しの転職準備や面接対策にかけられる時間が設けることができなくなる可能性があります。

企業研究や面接対策をする時間も配慮して転職する際にどのくらいの時間があるのか確認をしましょう。

企業情報収集:通勤の行き帰りの電話の中(30分×2)
平日の日中:面接(1社あたり2時間)
応募書類作成:帰宅後、書類作成(1日1時間程度)


休日だけでなくとも隙間の時間でできることから進めることも大切になります。
まとめて休日にやろうとするとどうしても集中力が低下してしまうので日々の積み重ねをおすすめします。

転職活動は非常に限られた時間の中で十分に転職準備を進められる企業数が適切な応募数だと考えておきましょう。

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求人数が少ない場合の対処法

転職の面接対策

応募したい企業の求人数が少ない結果になる方も中にはいるかと思います。
自身の希望や条件がすべて合うことで応募できるのが理想になりますが、実際に求人はあまり多くないことがあります。

自身の希望や条件には該当していない応募先だったとしても、一部の条件を緩和することで応募企業数が増えることもあります。

もちろん応募先が1社しかないのであれば無理に増やすことは必要ありませんが、例えば下記のような例で制限している方も多く見受けれれます。

例1「大手企業ではないから応募しない」

・そもそも転職理由は中小企業だから転職したいと思ったのでしょうか?
・大手企業ではなくとも希望条件を満たすことはできないのか?

例2「希望年収が届かないので応募しない」

・本当にその金額が出ないと希望の内定が出てもその企業へ入社しないのか?
・長期的に勤務を考えたら今よりも優遇されたり、魅力はないのか?

例3「必須条件が満たしていないから応募しない」

・必須条件は満たしていないが、その業務は行うことができないのか?
・今後入社後にその条件を満たすことはできないのか?


条件を広げるだけではなく、入社後にどのようなキャリアを積みたいのかが明確であると選択肢がより広げることができます。また、実際に面接を受けてみたら求人情報だけではない新たな魅力を発見することも多くあります。

応募数を少しでも今よりも増やすことによって、転職に成功する可能性を高めることができます。

 

まとめ

今回は「転職の際に応募数は平均何社?転職成功する人の特徴」と題して、転職成功者の平均応募数や注意点などをご紹介させて頂きました。

転職活動はタイミングが大切でもありますが、実際には転職理由から少しずれてしまうこともありますので注意が必要になります。

転職のタイミングがうまくつかめない場合は転職エージェントを積極的に相談して、解決することも時には必要かもしれないです。

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