転職相談者
転職で自己分析してみたけど、なかなかいい言葉が見つからない。
自己分析できているけど、どう自己PRにつなげたらいいのか分からない。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 【自己分析STEP:1】転職の前にキャリアの棚卸
【自己分析STEP:2】内定をもらうために自己分析をする
【自己分析STEP:3】具体的なエピソードを交えて整理
私は転職エージェント歴5年で年間600人以上の転職相談からの相談を受けています。
転職する際には費用が意外とかかることあります。
今回は「【転職・自己分析】の3つポイント!転職を始めた方~転職中の方まで」と題して、自己分析の仕方。また自己PRにつなげる方法もご紹介させて頂きます。
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1転職始める前にキャリアの棚卸
まずは今での「キャリアの棚卸」から初めましょう。
今までの職務経歴をまとめていきます。
職務経歴書の記載については下記から確認できます。
その職務経歴書を印刷して、今で苦戦したこと、達成したことなど思い出して紙に書いてみましょう。
(最近ではコンビニでもすぐにネットプリントが可能です)
これを書くことで今までの強みや弱みを洗い出すことができます。
おすすめは自己PRになることは赤ペンで記入、転職理由になることは青ぺんで記入するなど
分類を分けて書き込みをすると分かりやすくなります。
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2内定をもらうために自己分析をする
結論としては自己分析の目的は内定を取る為ということを前提に進めていきましょう。
経験・スキルを書き出し、詳細を整理する
経験・スキルをメモやノートに書き出しましょう。
今での職務経歴をを振り返ることで自身のやりたいこと、条件軸を見つけるヒントになります。
転職の際の自己分析では前提として以下の3つを主に振り返ってみましょう。
ポイント
1「なぜ前職を選んだのか?」
2「なぜ今の会社を辞めるのか?」
3「なぜこの会社を応募するのか?」
1「なぜ前職を選んだのか?」
入社する前からマイナスな理由で会社選びをすることは限りなく少ないです。何かしらプラスな思考で前職を選んでいるはずです。
どんな理由で今の会社を選んだのか振り返ってみましょう。
・職場が近いから・・・
・やりたい仕事内容だったから・・・
・職場の雰囲気が良さそうだから・・・
・いままでの経験が活かせるから・・・
・スキルを身に付けて海外の仕事をしたいから・・・
などとにかく当時のことを思い出してみて、書いてみましょう。
きっと今とのギャップに差があることで辞めたい理由や次の企業へ求める条件にひとつになります。
2「なぜ今の会社を辞めるのか?」
今の会社に何の不満があるために辞めたいと思っているのでしょうか。
「会社の自由度」「会社規模」「社員」「業務内容」「扱った商品・サービス」「目標」「成果」「将来性」などさまざまことで不満があるものです。
不満を認識することで、こちらも次の企業へ求める条件となります。
3「なぜこの会社を応募するのか?」
面接では最終的に現場のマネージャーや社長がOKが出て初めて採用になります。今までの1,2が達成できないのであれば応募することも時間のムダです。
1.2がしっかり明確になることで、「なぜこの会社を応募するのか?」への回答がより強いものになります。
よく自己分析を就活のときのよう楽しいことやつらいことなどを振り返る方法がありますが、あまり意味がなくむしろ前に進みにくくなります。
転職のゴールは企業への内定と入社後の活躍になります。自己分析の目的は内定を取る為ということを前提なので、自分の感情の振り返りでは足りないのです。
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3具体的なエピソードを交えて整理
ここまでキャリアの棚卸と希望条件確認をしてきましたが、せっかくなので面接に活かすために次に自己PRへつなげていきます。
前職を辞めた、辞めたい理由や希望条件が明確になっていると、自己PRを考えるために自分の実績や事実を活用するだけです。
【自己分析STEP:2】で3つの質問に対して自己分析をしましたが、この質問にさらになぜを2回繰り返してみてください。
例えば
「なぜ前職を選んだのか?」→「やりたい仕事内容だったから」
なぜ?
→「今での知識や経験が活かせそうだったから」
なぜ?
→「営業職を法人向けに5年以上、無形商材を対応していたから」
など、人生の中で何かしら人それぞれの想いや考えがあるので正解や模範解答は正直ありません。ただ一度のなぜでは就活生レベルで終わってしまいます。
内定をもらうためにはより深堀をして自身のオリジナルに分析が必要になります。
今回は3つの一例になりますが、これを面接の質問想定される内容をすべて応用することでよりレベルの高い自己分析ができるようになります。
まとめ
今回は「【転職・自己分析】の3つポイント!転職を始めた方~転職中の方まで」と題して、自己分析の仕方。また自己PRにつなげる方法をご紹介させて頂きました。
転職活動はなかなか普段会話が多い、会社の同僚などには相談がしにくいことが多いです。今後もネットなどで情報収集をしつつ一つ一つクリアしていきましょう。
自己分析がなかなかうまくできない場合は転職エージェントを積極的に利用して、解決することも時には必要かもしれないです。