転職相談者
自分に合ったおすすめの転職サイトを知りたい。
あと、実際に登録するメリットは何なんだろう?
転職サイトを効果的に使いたいな…。」
こういった疑問に答えます。
✔︎本記事の内容
手順①:転職理由を明確にする
手順②:直接応募型転職サイトや転職エージェント、スカウト型転職サイトの違いを理解しましょう
手順③:その他の転職サイトの比較
私は転職エージェント歴5年で年間600人以上の転職相談からの相談を受けています。
その求職者からの経験や相談内容を網羅して今、おすすめする転職サイトになります。
アフターコロナ時代の待ったなしの状況化で、いかに転職するしないに限らず準備しておくことが大切になります。
「少しでも転職を考えていた。今の会社でいいのかな…。」
って方はぜひ記事をご覧ください。
手順①:転職理由を明確にする
転職サイトを探す前に転職理由を確認しておくのは重要です。
もちろん、転職を今すぐでない方も今の職場の不安点を上げておく程度でも大丈夫です。
実際に転職活動をすると転職理由から離れたことで就職先を決定してしまい、
入社後に後悔する方が多いのが現状です。
<参考データ>
転職理由の一例としては下記が日本の社会の主な理由になります。
エン・ジャパン株式会社が2019年に調査した『転職理由の「本音」と「建前」』によると、本音の転職理由No.1は「報酬を上げたい」ということが分かります。ただ、表向きの企業側への転職理由としての受け答えは「仕事の領域を広げたい」です。
転職理由の本音
出典:エン・ジャパン
おすすめは今の転職理由をノートや携帯メモに残して置き、いつでも見返しができるようにして記録に残しておいてください。
⇒ここで一旦、メモに記入してから次に進みましょう。
次は転職理由を明確にした上で、実際に転職する際に利用する
転職サイトやエージェントの違いを理解をしていきましょう。
手順②:直接応募型転職サイトや転職エージェント、スカウト型転職サイトの違いを理解しましょう
次に転職サイトと転職エージェント、スカウト型転職サイトの違いについて
自分に合った方法で企業の求人情報を確認していきましょう。
2−1.転職相談が欲しい人は転職エージェントがおすすめ
転職エージェントを利用する主なメリットとして、以下のものが挙げられます。
- 直接は話にくい年収交渉・条件交渉を企業に対してキャリアアドバイザーが仲介してくれる
- 経験の少ない退職の仕方など相談に乗ってもらえる
- キャリアアドバイザーが第三者として客観的な視点で市場価値を判断してもらえる
- 非公開求人を持っていたり、通常の転職サイトよりも求人数が多い場合がある
- 面接対策や職務経歴書・履歴書の添削を行ってくれるキャリアアドバイザー
ではどの転職エージェントにすればいいかということになりますが、
基本的には大手二社(dodaとリクルートエージェント)がおすすめです。
転職エージェントを利用する主なデメリットとして、以下のものが挙げられます。
- 個々のレベルが違うエージェントとの面談が必要である
- 転職サイトよりも希望条件を的確にエージェントへ伝える必要がある
- 希望とは異なる求人案内メールが何件も届く
無鉄砲に面接を受け続けるといったことは転職サイトよりも少なくなるので、人によってはかなりの近道になる場合もあります。
また、エージェントとの面談日程は平日の夜や土日などでも可能なので、あまり敷居を高く考える必要はありません。
一人で転職活動をすることに不安を抱いていたり、自分の強みがどこか分からないという場合は、
転職相談やサポートをしてくれる「転職エージェント」がおすすめです。
2−2.自分で探したいなら、直接応募型の転職サイトがおすすめ
転職エージェントと比べると求人数は少なくなりますが、「リクナビNEXT」などの
大手転職サイトにはそれなりの数の求人が掲載されています。
転職エージェントとは異なり、キャリアアドバイザーとの
面談を行わずに直接応募する流れになります。
- 自分だけの裁量で転職先を決められる
- 気軽に応募ができる
転職サイトを利用し直接応募をする場合、非常に重要になってくることが「自分の市場価値」を認識することになります。
これに相異があるとせっかく調べて応募したにも関わらず時間だけを浪費することになってしまいます。
転職エージェントを利用する場合はキャリアアドバイザーが判断してくれるため、その点は安心であるともいえます。
では、直接応募のみの転職サイトを利用して転職活動をする場合、
どのようにして市場価値を知ればいいかというと、転職サイトの
自己分析ツールを利用する方法、各転職サイトのスカウトサービスに
登録するのもひとつの方法としてあります。
リクナビNEXTでいうと「グッドポイント診断」や「オファーメール機能」がそれにあたります。
直接応募の場合はメールや電話のやりとりも評価され、年収などの
雇用条件は事前にチェックしておくことによって、早期での転職先決定することも可能です。
企業研究はしっかりとやっておくが転職サイトを利用する際には重要となります。
たくさんの求人の中から「自分だけで」転職先を探したいという場合は、通常の転職サイトがおすすめです。
2−3.自分に興味を持っている企業からオファーをもらう方法なら、スカウト型転職サイトがおすすめ
まずは情報収集も含めて転職活動をしたい方や面接に直結して時間があまり取れない方は
このスカウト型転職サイトを利用されるのもおすすめになります。
1.通常の応募よりも採用される可能性が高い
2.転職活動の負担が少ない
3.求人を出していない企業からオファーが来る可能性がある
自分に興味を持っている企業や転職エージェントからスカウトメールを受け取ることができます。
スカウトメールは主に、以下の3つに分かれます。
(1)設定条件で自動配信されるパターン
(2)企業の人事担当者が送るパターン
(3)転職エージェントが送るパターン
1)設定条件で自動配信されるパターン
転職サイトでスカウトメールの登録をする際には、希望職種や、経験業務を入力します。
このデータをもとに、転職サイトのシステムから自動で送られてくるメールになります。
自動配信メールは基本定型文なので、メルマガや広告メールに近いものになります。
もちろん経歴を詳しく見ているわけではないので、希望に対するマッチング率は低いです。
2)企業の人事担当者からのスカウト
採用活動を行っている企業の採用担当者から直接送られてくるスカウトメールです。
メール件名に「〇〇会社の人事担当です」など、個別の企業名入っていることが多いです。
この場合も基本的には、登録した情報をもとに対象者を絞り込んでいるため、
希望の企業からのスカウトメールある保証はございません。
ただ、個人の経歴をきちんと見て確認して送っている採用担当者もいます。
この場合は、書類選考が免除になったり、前職給与保証といった優遇措置がとられていることも多い傾向にあります。
メールに記載されているかで判断できます。
3)転職エージェントからのスカウト
転職エージェントからスカウトメールが届く場合には、特定の企業を紹介するのではなく、「まずは面談してみませんか」「キャリアの無料相談できます」など、転職相談を中心としたメール内容になっていることが多いです。
スカウトメールが届いたからといって、転職で有利になるといったことはありませんが、希望の業界や職種が決まっていない場合には、一度、相談に行ってみるのもありです。
・リクナビNEXTのオファー機能(プライベートオファーが有用)
・dodaのスカウトサービス(エージェントの利用も考えている人におすすめ。求人豊富)
・前職・現在の年収が500万円以上の人はビズリーチも
スカウトメールに登録しておくことで、少なからずデメリットもあります。
1.希望していない業種や職種の企業からもスカウトメールが届く
スカウトメールの中には、的はずれなものもあります。
2.転職サイトのスカウトメールサービスで現職に知られる可能性
スカウトメールが企業の採用担当者からも連絡できるということは
転職サイト内の登録内容が確認できるということです。
バレたら困るとも思いますので、それがバレない方法もあります。
3.スカウトメールが届いても必ず面接や採用に繋がるわけではない
スカウトメールは、面接の確約や採用を保証するものではありません。
うまく活用すれば、転職活動を有利に進めることもできますが
連絡が来たことで満足しないように注意が必要です。
スカウト型転職サイトは実際にオファーをもらう以外にも、自分の市場価値を客観的に知ることにも役立ちます。
自分に興味を持っている企業からオファーをもらう方法ならこの方法も取り入れてみてはいかがでしょうか。
ここまでで、直接応募型転職サイトや転職エージェント、スカウト型転職サイトの違いを理解を深めて頂きました。
次は他にも特徴的な転職サイトの一覧になりますので確認して進めていきましょう。
手順③:その他の転職サイトの比較
転職サイトや転職エージェントの違いを理解した上で、さらにご自身の希望年収や年齢層、
対象求人企業などの特徴を把握して転職サイトを利用する価値があります。
理由:
実際にサイト登録したが、自分の希望する求人がなかったり、
スカウトメールが異なっていたことは多くの方が経験することです。
その時にはサイトの範囲を広げてより自分に合う求人を掲載している
サイトを見つけることがより良い求人を見つけるには効率が良いです。
ハイクラス求人の場合、ヘッドハンターからのスカウトを中心とした転職サイトも利用価値があります。
たとえば、リクルート社が運営する「キャリアカーバー」といったもので、
匿名のレジュメを登録することで非公開のハイクラス求人をスカウトから紹介される流れです。
ビズリーチ
キャリアカーバー
20代もしくは30代向け転職サイト
転職サイトは多くの人が複数を併用して進めていますので、どの方法で進めるかを必ずしも選ぶ必要もありません。状況に応じて、やりやすい方法をその都度選択してもらえればと思います。
最後に早速応募して書類選考へと行動をしたいと思う方もいらっしゃるかと思いますが、再度手順❶で行いました転職理由に戻りましょう。
最初に決めた転職理由が次なる職場探しへの改善へと繋がっていますでしょうか。
希望の企業探す前にまず自分にあった転職サイトや転職エージェント先を探すことも普段やっていないことで慣れていないために大変かと思います。
常にそもそも何で転職活動をしているのか、転職理由が改善される行動をしているのかを常に確認しておくことが大切になることを覚えておきましょう。
別参照:転職サイトに登録した際にセットでやるべきこと
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