転職相談者
・求人を探しているけど他にも効率いい方法ないかな。
・印象のよい履歴書と職務経歴書の書き方を知りたい。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 応募の際に必要な書類を3つ準備すべき
- 市場価値を自己分析すべき
- 求人の情報媒体を選定すべき
- 履歴書と職務経歴書は最高のPRできる場にでもあり、最初の難関。
私は転職エージェント歴5年で年間600人以上の転職相談からの相談を受けています。
その求職者からの経験や相談内容を網羅して今すべき転職活動の準備と進め方になります。
アフターコロナ時代の待ったなしの状況化で、いかに転職するしないに限らず準備しておくことが大切になります。企業へ応募する前にこちらの記事をご覧ください。
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1応募の際に必要な書類を3つ準備すべき
いくら応募しても面接に進まないのであれば意味がなく、まだスタートも踏んでいない状況です。
まずは、応募する際に必要な書類を3点確認していきましょう。
必要な書類3点
・添え状
・履歴書
・職務経歴書
応募する方法は下記3つが基本になります。
転職エージェント経由の場合は応募書類3点を郵送やメールで転職エージェント側にお送りします。
転職サイト経由の場合は多くの場合、そのままWEB登録となります。
場合によっては履歴書と職務経歴書は直接入力する場合がありますl
企業HPから直接応募の場合は指定の方法が記載がなければ郵送やメールでお送ります。
場合によっては電話で直接連絡を取ることも、採用担当者へ確実に届く秘訣です。
各書類の書き方についてはこちらの記事から確認できます。
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2市場価値を自己分析すべき
職務経歴書は最高の自己PR!自己分析を事前にしましょう。
書類選考の際に採用担当者が確認する職務経歴書を魅力的にするためには
事前に自分のことを把握することで、より深い記載をすることができます。
自己分析❶「何が今のできることなのか。自分の強みは?」
中途採用の場合は基本的に即戦力人材を採用するために会社は人材を募集しています。職務経歴書には「やりたいこと、やってきたこと」だけでなく「できること」も記載することが大切です。
「~を経験しました」「~を尽力しました」などの経験値のみを記載している職務経歴書を拝見しますが、これではせっかくの自己PRが勿体無いです。
「~を経験して、(貴社の)〇〇ができます」など、どんなレベルまでできるのかまで明確に記載することで、受け身ではない書類になります。
また、客観的に数値で示すことで説得力の高い書類となります。
例えば、
目標達成率、社内順位、業界平均値との比較、昨対比の数値、など数値結果を記載しまししょう。
また、「業務効率120%アップ」「クレーム対応時間数30時間減少」「○○施策により経費削減」など削減業務や効率化の業務も記載しても効果的です。
自己分析❷「なぜ転職をそもそもするのか。」
転職理由を明確にして自身の転職軸を作るために
そもそもなぜ転職するのか、現在の不安や不満を書き出してみましょう。
さらにはその不満をどうなっていたら満足できるのかも併せて比較してみましょう。
転職理由を考えていくとどうしても不満の要素が多いので、その不満を「やりたいこと」へ
前向きにとらえて、条件を設定していくことがおすすめです。
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3求人の情報媒体を選定すべき
求人の特徴を理解して、媒体を利用すべきです。
自分の転職活動に合う媒体でないと、非効率で希望の企業探しができなくなるためです。
具体的に各求人媒体のメリットとデメリットになります。
【ハローワーク】
<メリット>
・各都道府県で運営の為に地域を特定できる。
・ネット環境があれば常時閲覧可能
・転職の相談や対策を受けることができる
<デメリット>
・圧倒的な求人量の多いため、求人を探すのが大変
・申込みの場合はハローワークで直接登録をする必要があるため手間がかかる
・掲載求人票の仕事内容や会社情報などが限られている
【求人サイト】
<メリット>
・ネット環境があれば常時閲覧可能
・希望条件に合致した求人を検索しやすい
・会社の魅力や応募条件など、求人票の情報量が多い
<デメリット>
・応募の人数が多く、選考に時間がかかってしまう
・人気の求人は競争倍率が高い
【人材紹介会社】
<メリット>
・希望条件にあった仕事を紹介してもらうことができる
・キャリア相談をすることができる
・転職の選考の段取りをしてくれる
<デメリット>
・対応エージェントによって対応に大きな差が生まれる
・より即戦力人材の求人のみ扱っていることが多い
正社員採用の場合、採用企業側は媒体の特徴を捉えて募集をしています。
一般的に経験者であるほど、仕事探しの効率が良い人材紹介を利用することが多いです。
未経験者層(若手層)は人材紹介よりも求人媒体を利用する割合が多くなります。
自分の市場価値を確かめるためにいろいろと登録などをしてもいいかもしれないですが、
希望条件を高望みしすぎて、求人が探せないこともありますし、希望条件を下げてしまい選べるなくなることもあります。
転職活動は現職中に行うこともあるので、本当に時間が足りなく感じることがあります。できるだけ「効率よく正確に」応募企業を選定することが大切になります。
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4履歴書と職務経歴書は最高のPRできる場にでもあり、最初の難関。
履歴書と職務経歴書は面接する前の最高の自己PRできるが、一方で最初の難関になります。基本的には同じ内容を別の企業へも書類提出して使い回しすることがありますので、内容も大切ですが、抜け漏れやミスをまずはない状態が基本になります。
ポイント
・記入の抜け漏れやミスは定番があります。
下記の項目を事前に確認と調査しましょう。
履歴書
経歴の一部省略、資格の取得年月未記入と正式名称未記入、志望動機の未記入
希望条件や自己PRの未記入
職務経歴書
転職理由がよくある内容、業務内容の省略
履歴書と職務経歴書を一目で見た時に、記載内容以前にやる気の感じられるを思えるかも大切になりますので、書き方には注意して手抜きの印象がないようにしましょう。
ここまでで履歴書と職務経歴書を作成する前にする以下4つを紹介しました。
2.自己分析
3.求人情報の媒体を選定
4.応募書類は内容を充実させよう
ぜひ一度、自己分析の時間取ってキャリアの棚卸しをしてみるのも大切になります。
どんな書類を送るかで今後の選考の通過有無に関わってきますので、自身の魅力を伝えられるように事前に準備しておきましょう。