転職相談者
企業へのお礼メールの内容はこれでいいのか?
電話では何を伝えるのが失礼にならない?
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・お礼メールの書き方(内定採用企業向け)
・お礼電話の対応の仕方(内定採用企業向け)
私は転職エージェント歴5年で年間600人以上の転職相談からの相談を受けています。
転職活動は非日常活動の連続になりますので、常に次に何をするか確認は必要です。
今回は採用内定された企業へのお礼メールの書き方【例文付き】と題して、採用内定頂いた企業へお礼の仕方についてご紹介します。
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1電話で内定採用の連絡を受けた際のお礼メールはそもそも必要なの?

まず、電話で採用連絡を受けた際にお礼のメールは送るようにしましょう。
電話口でお礼を伝えるのはもちろんですが、その後の企業担当者へのメールは必須ではないが送ることで悪い印象になることはありません。より丁寧な印象を受けることの方が多いので送った方がいいです。
具体的にはこの後の下記内容でメールの書き方と電話対応についても説明します。
また、転職エージェントと利用している場合も担当のエージェントを通してでもお礼の旨を伝えるようにしましょう。
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2お礼メールの書き方(内定採用企業向け)

企業の担当者からメールで連絡があった場合は、電話ではなくメールでお礼を伝えましょう。メールの返信は端的になるべく早めに送ることが良いです。
採用された企業に送るお礼メール(例文)
件名:本日の採用内定のお礼/○○××より
株式会社○○○○
人事部 ▢▢△△さま
お世話になっております。
採用内定のご連絡を頂きました〇〇✖✖です。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
貴社からの採用内定をありがたくお受けさせて頂きたくご連絡いたしました。
入社後は、これまで培ってきた知識と経験を存分に活かし、
一日も早く貴社に貢献できるよう努力して参りますので、
これからどうぞよろしくお願いいたします。
取り急ぎ御礼申し上げます。
———————————
〇〇 ✖✖(〇〇 ✖✖)
TEL:000-0000-0000
E-mail:##########@***.jp
———————————
ポイント
件名
「本日の採用内定のお礼」だけはなく、名前もいれましょう。
冒頭
いきなりのメールになるので、名前だけでなく「採用内定のご連絡を頂きました」のように相手がより分かるように追記しまししょう。
署名
氏名、電話番号、メールアドレスは最低でも記載しておくと良いでしょう。
よく前職(現職)の情報を入れたままに送ってしまう方もいますが、必ず自分の個人アドレスから送るようにしましょう。
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3お礼電話の対応の仕方(内定採用企業向け)

電話で内定の連絡がもらえた場合は下記の2点を意識しましょう。
承諾を明確に伝える
例1 内定をありがたくお受けさせていただきます。
例2 採用頂きまして大変光栄です。内定を承諾します。
入社意欲
例1 入社後は、一日も早く貴社に貢献できるよう頑張ります。
例2 経験を存分に活かし、活躍できればと思います。
承諾の旨と入社意欲を伝えて大丈夫です。その際には入社の手続きなどや今後の流れについても併せて確認しておくと良いでしょう。
また、面接時に確認できなかったことや入社前までに準備しておくことがあれば、下記を参考にあわせて聞いておきましょう。
「入社日について相談したいのですが、、、」
「入社前までに提出する書類などはありますか?」
「入社までに勉強しておいた方がいいことはありますか?」
「面接の中で交通費の支払い方法が現職と違っていまして、具体的に・・・」
採用内定を待つだけでなく、メールもしくは電話が企業から連絡があった際に確認すべきことは事前にまとめておくようにしましょう。
「内定を承諾の有無」を明確に伝えましょう。曖昧な返事はトラブルのもとになります。「内定ありがとうございます。」のみでは自分では承諾のつもりでも相手は違った受け取られる可能性もあるので気をつけましょう。
まとめ
今回は採用内定された企業へのお礼メールの書き方【例文付き】と題して、採用内定頂いた企業へお礼の仕方についてご紹介させて頂きました。
・電話で採用連絡を受けた際にお礼のメールは送る
・メールは企業側が内容をひと目でわかるようにする
・電話口では内定承諾の旨を明確に伝える