転職相談者
面接対策を現在しているが、なかなかうまくまとまらない。
この自分の逆質問の回答で大丈夫なのか知りたい。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
具体的な逆質問の回答例3選
こんな逆質問はNG!
私は転職エージェント歴5年で年間600人以上の転職相談からの相談を受けています。
面接で聞かれることは主に転職理由、志望動機、仕事内容、希望条件、キャリアプランがほとんどで、大体決まっています。事前に回答を想定しておくことで自信を持って相手と会話することが可能です。
今回は転職の面接対策 質問と回答例(逆質問編)と題して、逆質問の答え方のポイントや具体的な逆質問の回答例、NG回答例をご紹介させて頂きます。
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1「逆に質問はありますか?」の答え方のポイント3つ

ポイント3つ
1.質問の意図を把握する
2.事前に確認調査した上で質問内容を考える
3.予め質問内容を準備しておく
逆質問については面接中に何度も繰り返し応答をしているので、わざわざ準備しなくてもいいのではと思う方もいらっしゃるようですが、逆質問を通じて意欲を伝える場になりますので、面接の最後の方にあるこの質問の意図を理解して準備をしましょう。
1.質問の意図を把握する
面接官が逆質問をする意図としては下記の3つになります。
・応募者の入社意欲を把握するため
・企業(仕事)の理解がどの程度あるのか確認するため
・社風の相性の再確認するため
主にはこの3つになります。よくあるNGな逆質問の内容としてはHPや求人情報を調べれば分かることや、給与・休日などの待遇面を聞く方が多いです。事前に準備しておかないと逆効果になることもあります。企業について事前に把握、自分の伝えたいメッセージを明確にした上で、複数の質問を用意していきましょう。
2.事前に確認調査した上で質問内容を考える
面接企業の事業拡大や将来性などが気になる場合は、事前にHPや他情報、求人情報について調べ、仮説を立てた上で質問を作るようにしましょう。
事前に分かる内容については質問しないことはご理解頂けたと思いますが、では何を質問すれば、、、これについては簡単で事前に把握できないことを質問すべきです。また、「働くひと」「会社」の2つについて事前情報を踏まえて質問を考えると、自然と入社意欲が高いと受け取られやすいです。
3.予め質問内容を準備しておく
面接の際にはメモやノートを持参して大丈夫なことが多いです。事前に持参の有無は確認が必要な場合もありますが、こちらに事前に質問したいことを記載して準備することをおすすめします。
面接中に回答頂けることもありますので、少なくとも5つ以上は準備しておき「逆質問」された際に開いて、漏れがなく確認することもできます。
ポイントはメモやノートを開くのであれば一面にたくさんの文字や情報を記載してあることが重要になります。多ければ多いほど、入社意欲が高いとさらにアピールできます。
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2具体的な逆質問の回答例3選

回答例3選
・やる気をアピールする質問
・長所をアピールする質問
・その他、好印象を与える質問
逆質問の回答例はあくまでも参考に過ぎないので、面接官の立場や面接の中で確認したことを重複しないように気をつけましょう。
やる気をアピールする質問
ポイント
「将来的にはマネージャーとして活躍したいと考えていまして、宜しければ御社に転職し、役職についている人や活躍している方はどんな方ですか?」
「入社までに何か準備しておいたほうがいいこと、勉強しておいたほうがいいことなどはありますか?」
「この人は活躍するんじゃないかと確信できる共通点があれば教えてください」
志望度が高いということを入社イメージを持ちたいという質問することでアピールすることができます。また、面接官への個人に訴えかける質問をすると効果的にもなります。
3つ目の質問は面接官自身の経験を振り返って回答をもらうので、その回答に対しての共感する部分や認識してより良いと思ったことを伝えるとさらに印象が良くなります。
長所をアピールする質問
ポイント
「◯◯の資格を持っているのですが、御社の仕事で活かすことはできますか?」
「部署間の隔たりなく他部門の方とも良い関係性を築いて相乗効果を得意としていました。御社では、そういった部門をこえて交流を図る社風はありますか?」
「◯◯に頑張ってきましたが、御社で活躍するために、さらに努力すべき点はありますでしょうか?」
逆質問は最後の方に質問をもらうことが多いので、今までの面接中のやり取りの中で長所がアピールできていない場合はこの機会に利用して話を準備しておくこともありです。
その他、好印象を与える質問
ポイント
「社員に求めることがあれば教えていただけますでしょうか?」
「今後の事業計画で検討されていることがございましたら教えて頂けないでしょうか。」
「事前に理解しておくべき御社の企業文化や、習慣などはありますか」
企業との相性や、企業理解を深めようとする姿勢から志望度の高さをアピールすることも可能ですので、ぜひ参考までにメモしておいてください。
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3こんな逆質問はNG!

ポイント
・調べれば分かることは質問しない
・「特にありません。」と質問を準備していない
面接の際に逆質問で準備しておかないと急には出てこない場合もあります。最後の印象が悪く選考に悪影響を及ぼす可能性もあるので、十分に注意しましょう。
具体的に何を注意すべきなのか下記で説明します。
長所をアピールする質問
よくあるのが調べれば分かるのに当たり前のことを質問する方がいます。HPや求人票に少なくとも記載してある内容については避けるようにしましょう。面接官から事前準備していないと印象が悪いです。
「特にありません。」と質問を準備していない
「特にありません」と答えるのは最もNGの回答になります。面接官側からは何も興味ないと判断されそれだけで面接お見送りとなります。
まとめ
今回は転職の面接対策 質問と回答例(逆質問編)と題して、逆質問の答え方のポイントや具体的な逆質問の回答例、NG回答例をご紹介させて頂きました。
逆質問は、「事前準備」で解決できます。面接当日の希望条件に不安がある方は、直前でもいいので再度こちらをおさらいして面接当日を迎えましょう。
面接の質問の模範回答例はあります。いくらHPを参考に回答を見ても『本当にこの回答で大丈夫なのか心配だ』という気持ちが残る方もいるかと思います。なぜなら模範回答例は他人の経験なので、不安がある方はこれを機に自己分析や経験を見直しすることも大切かもしれません。
そんな方におすすめしたいのが転職エージェントへの相談になります。
転職エージェントに登録することで、転職の専門家であるキャリアアドバイザーが面接対策を実施してくれる企業もあります。これは個人差があるのでいいコンサルタントを見方につけるのもひとつの分かれ道になります。
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