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【電気工事士の筆記試験免除条件】第一種と第二種のすべて

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【電気工事士の筆記試験免除条件】第一種と第二種のすべて

相談者
・電気工事士の筆記試験免除条件について把握しておきたい
・具体的な免除申請はどうやってすればいいの?

 

こういった悩みに答えます。

 

私は転職エージェント歴5年で年間600人以上の転職相談からの相談を受けています。

 

これを見ることで電気工事士の筆記試験免除の条件や手続きなどについて有益な情報を得ることができます。

事前に少しでも把握してもらえたらと思います。

 

第二種電気工事士の筆記試験の免除条件について

第二種電気工事士の筆記試験の免除条件について

 

第二種電気工事士の筆記試験が免除になる条件について確認してみてください。

 

平成30年から第二種電気工事士の受験機会が年2回に増えて、資格取得チャンスが増えています。

 

第二種電気工事士の筆記試験が免除になる条件

筆記試験免除の対象となる方 免除申請時に必要な証明書類
前回の第二種電気工事士筆記試験に合格した方 特に証明書類は必要ありません。
高等学校、高等専門学校及び大学等において経済産業省令で定める電気工学の課程を修めて卒業した方 筆記試験免除者用の申込書①の証明書欄に学校長の証明をしてもらう。
第一種、第二種又は第三種電気主任技術者免状の取得者 「電気主任技術者免状」の複写
鉱山保安法第18条の規定による試験のうち、電気保安に関する事項を分掌する係員の試験に合格した方 「合格証明書」又は「国家試験合格証」の複写
旧自家用電気工作物施設規則第24条第1項(ヘ)及び(ト)の規定により電気技術に関し相当の知識経験を有すると認定された方 「自家用電気工作物主任技術者技能認定証明書」又は「自家用電気工作物主任技術者技能認定書」の複写
旧電気事業主任技術者資格検定規則による電気事業主任技術者の有資格者 (1)左記検定規則に基づく検定試験の合格者の場合は「合格証明書」、または「合格証書」の複写
(2)左記検定規則による認定学校(旧制の大学、工業専門学校、工業学校等の電気科です。)の 卒業者の場合は「卒業証明書」、または「卒業証書」の複写

出典:一般財団法人電気技術者試験センター

 

前回分の筆記試験に合格した方に限り証明書類は必要ありません。

電気工学を修めた方は申込書に学校長の証明をしてもらう必要があります。

 

龍さん
上期試験の申込みの場合、筆記試験からの受験者と技能試験からの受験者(筆記試験免除者)と同一期間になるので注意して期間を把握しておきましょう。下期試験の申込みの場合、申込み時期が約1カ月半くらいずれるので注意して申込みしましょう。

 

第一種電気工事士の筆記試験の免除条件について

第一種電気工事士の筆記試験の免除条件について

第一種電気工事士の筆記試験が免除になる条件について確認してみてください。

 

第一種電気工事士の筆記試験が免除になる条件

筆記試験免除の対象となる方 免除申請時に必要な証明書類
前回(前年度)の第一種電気工事士筆記試験に合格した者 特に証明書類は必要ありません。
第一種、第二種又は第三種電気主任技術者免状の交付を受けている者 「電気主任技術者免状」の複写
旧電気事業主任技術者資格検定規則による電気事業主任技術者の資格を有する者 (1)左記検定規則に基づく検定試験の合格者にあっては「合格証明書」、または「合格証書」の複写

(2)左記検定規則による認定学校(旧制の大学、工業専門学校、工業学校等)の 卒業者にあっては「卒業証明書」、または「卒業証書」の複写

出典:一般財団法人電気技術者試験センター

 

龍さん
第一種電気工事士試験は学校卒業による筆記試験の免除がありません。

 

筆記試験の免除を受けるためには、免除申請時に必要な証明書類を提出しなければならないので注意してください。

参照:一般財団法人電気技術者試験センター

 

【共通】電気工事士の筆記試験免除の取り扱い

電気工事士の筆記試験免状の取り扱いについて2つあります。

 

①上期筆記試験に合格した場合、筆記試験免除の権利は、その年度の下期試験だけに有効となります。
②下期筆記試験に合格した場合、筆記試験免除の権利は、次年度の上期試験だけに有効となります。

 

ご自身がどのパターンであるのか確認しましょう。

 

電気工事士の筆記試験免除の申請について

電気工事士の筆記試験免除の申請について

 

次に、電気工事士の筆記試験免除の申請方法についです。

 

事前にしっかりと確認しておきましょう。

 

申請に必要なものとしては工業高校や工業大学を卒業している証明書を取得する必要があります。卒業証明書は自分の出身高校や大学に直接申請になります。

 

2通りのパターンで確認していきましょう。

1.工業高校卒業の場合
2.工業大学卒業の場合

 

1.筆記試験免除のための工業高校卒業証明書


1.事前に学校に連絡を入れて、必要な書類を確認しましょう。
2.試験案内にある証明書を持って、学校へ持参します。
3.証明書を見せると証明印をもらえます。

 

※遠方で学校に持参できない場合は郵送対応などもできる場合もあるので、その他に持参するものがないか含めて確認すれば大丈夫です。

 

2.筆記試験免除のための工業大学卒業証明書

1.電話で「教務課」へ問い合わせて証明書を申請依頼をしましょう。
2.直接手続きか郵送手配については相談可能です。
3.大学で直接か郵送にて証明書を受け取ります。

 

※本人確認が必要になるので身分証明書提示(郵送申請の場合はコピーを郵送)が必要になります。

 

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まとめ:電気工事士の筆記試験免除条件について

まとめ:電気工事士の筆記試験免除条件について

 

今回は【電気工事士の筆記試験免除条件】と題して免除条件や手続きなどについてご紹介させて頂きました。

 

ポイント

・第一種電気工事士には、学校を卒業による筆記試験の免除はない。
・第二種電気工事士には、学校を卒業による筆記試験の免除はある。
・筆記試験免除申請のための証明書取得が必要になる

 

電気工事士の筆記試験免除の条件や手続きなどについて少しでも理解が深まってくれたら幸いです。

 

ぜひ今後も資格取得やスキルアップ含めて人生設計にお手伝いできればと思います。

 

今回は以上です。

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