政府はマイナンバーカードと電気工事士免状が一体化検討!
デジタル改革を進める政府がついに電気工事士にも一体化検討へ。
マイナンバーカードで運転免許証や国家資格などと紐つける動きはあったが、ついに電気工事士も検討されています。
電気工事士の紙製の免状がマイナンバーカードとなると便利になりそうですね。
電気工事士免状の携帯義務
電気工事士法 (電気工事士等の義務)で決まっているので電気工事士免状の持参が必要になります。
電気工事士免状を紙製で携帯しているので、持参しているうちに劣化が進むなど使い勝手が悪いです。
動いていたらクシャクシャになるしついに業界にもデジタル社会の到来の兆しです。
第五条-2
電気工事士、特種電気工事資格者又は認定電気工事従事者は、前項の電気工事の作業に従事するときは、電気工事士免状、特種電気工事資格者認定証又は認定電気工事従事者認定証を携帯していなければならない。
電気工事士の免状プラスチックカード化
経済産業省は他省庁所管の国家資格証プラスチックカード化取組みを参考に昨年から免状のプラスチック化を検討していました。
電気工事士法に基づく免状※1や認定証※2は携帯義務が課せられている。
しかし、いずれも紙製のため、法令を遵守し携帯しているうちにすり切れや劣化が生じやすく、強度不足で実用に耐えないとの問題が指摘されており、業界からプラスチックカードへの切り替え要望が寄せられている。
また、他省庁所管の国家資格でも順次プラスチックカードに切り替えていることから、電気工事士法においても昨年度からプラスチックカード化に向けて検討を進めているところ。
※1 第一種電気工事士免状、第二種電気工事士免状
※2 特種電気工事資格者認定証、認定電気工事従事者認定証
一方、政府は、令和2年6月23日にマイナンバー制度を活用し、行政のデジタル化を進めるワーキンググループの初会合を開催し、運転免許証などの国家資格証のデジタル化やマイナンバーカードとの 一体化の検討を開始した。
参考:電気保安人材をめぐる課題の 検討状況について
まとめ:電気工事士のデジタル化促進なるか?
2020年度内の制度改正を目指しているデジタル技術による保安管理業務への点検頻度、換算係数・圧縮係数の見直しを進めていたり、第1種電気工事士定期講習のオンライン化など益々の発展が見込まれている。
今後も電気保安人材のデジタル化について動向を追っていきたい。
こちらもCHECK
-
-
電気工事士の平均年収は474万円!?【給料徹底解説】
相談者・電気工事士の給料について知りたい ・仕事内容によって ...
続きを見る
こちらもCHECK
-
-
【電気工事士どんな仕事?】仕事内容や市場調査しました!
相談者・電気工事士の仕事ってどんな仕事内容なのか知りたい ・ ...
続きを見る