転職相談者
転職先の選択肢が多くて選べない。
20代未経験でも対応可能な転職エージェントを知りたい。
こういった疑問に答えます。
私は転職エージェント歴5年で年間600人以上の転職相談からの相談を受けています。
今回は【20代の未経験転職の事情解説!転職を成功させる未経験OKの業界紹介】と題して、20代未経験で活躍できる業界・企業や転職先選びで迷った時に知っておくべきことなどをご紹介します。
20代未経験でも活躍できる業界・企業
20代は入社して数年社会人としての経験を積み、自分のキャリアプランを考えていくタイミングのひとつになります。全員がそうではないですが、結婚や子供を授かるなどして自分以外の環境の変化も大きくする時期になります。
また、やりたいことが今の会社でできないために転職しようと決意して、未経験でも希望職業に就く可能性が高いのが20代であり最後のチャンスにもなります。ではどのような業界が未経験でも転職しやすいのかを3つ紹介していきます。
1.専門性の高い業界|IT・エンジニア
2.人材不足な業界|介護やメディカル
3.急成長ベンチャー企業
1度しかない人生を後悔せずに過ごすために、今どんなキャリア選択をすべきなのか真剣に考えていきましょう。
1.専門性の高い業界|IT・エンジニアなど
専門性の高い人は他人にできないことができるので、需要が今後も高いといえます。専門性が高い人をたくさん雇えたらその会社の業績は上向きになりやすためです。
資格が必要な技術職の場合、資格を取得すれば今までの経歴やスキルはあまり重要ではありません。未経験者は現職で働きながら資格取得してキャリアアップを目指す方もいます。
ただ、現代は就職人口が減っているので企業側も最初から専門性を持っている人を雇えあるのは難しいという状況化にもなりつつあります。そのため、未経験のやる気のある20代を採用して社内で育成して戦力にするという考えを持つ会社が一定数あり、ここがチャンスになります。
未経験であっても専門性を今後身に付けて会社に貢献したい人はIT・エンジニアが狙い目になります。
2.人材不足な業界|介護やメディカル
人材不足の業界はより多くの人を求めています。介護やメディカルの業界は深刻な人手不足が今後も数年以上続く傾向があり、経験者でなくても採用されることが多いです。
経歴や学歴、上記の専門性が現在なくとも、仕事に対する意欲やポテンシャルなどが面接での評価基準になることが多いので入社できる可能性が高いです。
なお介護人材不足は2035年に79万人にも足りなくなると言われています。
政府は、家族の介護が必要でも仕事と両立できる「介護離職ゼロ」を目標に掲げており、人材確保は喫緊の課題。経産省は厚生労働省など他省庁と連携し、人材不足解消を目指す。
参照:経産省試算 SankeiBiz
3.急成長ベンチャー企業
急成長ベンチャー企業は事業拡大のために多くの人材を採用する傾向があります。未経験であっても自助努力を惜しまずに会社と共に成長してくれる人は採用される傾向があります。
正直、ベンチャー企業なのでいろいろなルールが決まっていないことも多いので、良い面もあれば逆の場合もあります。長期労働時間なども最近の良いと思われる会社からは間逆になることもありますが、その分得られる経験は20代では相当なものになります。
ただ、大手企業のようなネームバリューが乏しいので、人材獲得に苦労している企業もあり、企業分析していき自分のキャリアに合うのであれば転職しやすいです。
転職先選びで迷った時に知っておくべき3つのこと(20代向け)
転職を考え始める理由は人によってさまざまかと思いますが、ここでは転職選びで迷った際に事前に確認すべきことを3つご紹介します。
「転職に絶対の正解はない」のであとで後悔しないためにも確認してみてください。
20代は「キャリアチェンジ」と「キャリアアップ」2つの選択肢
「やりたい仕事をするべきか、年収が上がる仕事をするべきか」という多くの20代が悩むかと思います。
次の下記項目でお伝えしますが、20代であれば未経験の希望職種に挑戦する事もできますし、給与を上げることも可能です。
ただ、30代以降の中途採用する場合は、即戦力として活躍することを企業からは期待されます。今20代の自分は何を優先するべきなのか、明確にしておく必要があります。
20代後半の転職には、次の2つの選択肢があります。
・「キャリアアップ」経験を活かす転職
「キャリアチェンジ」の転職は第二新卒や20代前半の方がやりやすいですが、年齢が上がるほど難しくなります。第二新卒や20代の転職希望者に対しては、「人柄や熱意を重視する」「入社後の伸びしろに期待する」という企業も多くあります。
つまり、20代こそが、キャリアチェンジのチャンスになります。「未経験だからどうせ無理だろう」とあきらめたりせず、やりたい仕事が今の会社でないのであれば前向きに進めてもいい年代です。
「キャリアアップ」の転職は今までの経験を活かして同職種での転職をし、年収アップを狙うことももちろんできます。実績や経験をアピールして今の会社ではできないことを次の職場で活かせることを把握する必要があります。
場合によってはキャリアアップを希望する方は転職せずに現職でキャリアアップする道も考えることも場合によっては必要です。
キャリアアップしたいから転職すべきではないので、注意が必要です。自分のできることややってみたいことの整理をしてみて、無理のない範囲で上司に相談したりしてみると、以外にも新たな業務を任されたりと道が開けることもあります。
20代の転職失敗理由を3つ確認
20代で転職理由について転職活動経験者500人アンケート調査によると1位が「入社前の情報収集が足りていなかった」であった。2位も「納得しないまま入社をしてしまった」とあるように事前に自分の転職軸を定めることができていなく、そもそもの情報収集を怠って転職を失敗しまうケースが多いようです。
1. 「入社前の情報収集が足りていなかった」
2. 「納得しないまま入社をしてしまった」
3. 「仕事内容・業界に惹かれて入社をしてしまった」
引用元:PRTIMES|20代の転職経験者500人に聞きました
情報もない状態で転職するのは本当に危険なので今日から改善しましょう。さらに自分の人生の選択を決める作業で何もしないでありのままの情報取得は非常に良くない傾向です。
できるだけ入社後の後悔を避けるためにも、事前の情報収集は徹底する、ということを覚えておいてください。
転職活動での失敗は「事前の情報収集不足」が原因
入社後に「希望の職場違う」といった入社後のミスマッチは事前の情報収集をしっかりできていないことが原因です。
例えば「企業HPの求人情報には社内の雰囲気は先輩後輩の隔たりがなく、気軽に相談しやすい環境と記載があったが、入社してみたら全然相談できる雰囲気ではなかった・・・」など、企業のHP情報や求人票情報だけで入社を決めるのは最も危険な判断です。
具体的に失敗しない情報収集のポイントは、Web上で情報収集したことを転職先に入社前に事前確認をすることです。
以下に情報収集時のポイントやどこから情報収集すればよいかをまとめてみましたのでご確認ください。
・企業のHPや求人票情報だけでなく、口コミサイト情報を収集する
例:OpenWork 転職会議
・業務内容の把握するために他の方の職業体験サイトを閲覧して情報収集する
・面接面接中に配属先予定の職場の人に面接とは別に面談を申し込む
・転職エージェントに紹介実績があれば社内情報をヒアリングする
どれだけ事前に現場の情報を正確に収集することができるかになります。入社後にミスマッチをしないためにも転職エージェントを利用して情報収集するのも一つの手になります。
20代未経験でも対応可能な転職エージェントを知りたい。
転職エージェントとは、登録すると専任のキャリアアドバイザーが付いて、転職活動を無料でサポートしてくれる転職支援サービスのことです。
キャリアアドバイザーが以下のようなサポートをしてくれるため、はじめて転職をする方や転職活動の進め方が不安な方におすすめです。
転職エージェントを活用すると次のようなサポート内容があります。
【転職エージェントのおもなサポート内容】
・求人の紹介
・履歴書、職務経歴書の添削
・企業面接の対策
・入社条件の交渉、入社日の調整
以下では20代の方におすすめ転職エージェントをお伝えしますので、状況に応じて使い分けてみてください。
転職エージェントや担当者との相性もありますので、2~3社程度登録をしておくのが幅広い求人を見ることもできておすすめです。
まとめ
今回は【20代の未経験転職の事情解説!転職を成功させる未経験OKの業界紹介】と題して、20代未経験で活躍できる業界・企業や転職先選びで迷った時に知っておくべきことなどをご紹介させて頂きました。
・20代未経験でも活躍できる業界・企業
・転職先選びで迷った時に知っておくべき3つのこと(20代向け)
・20代が使うべき転職サイトと転職エージェント7選(未経験者向け)
ポテンシャルや業界にもよりますが、未経験職への転職は十分に可能なので、やりたいことがある人は挑戦してみるのも1つの選択肢です。
転職でキャリアアップを目指す際は、面接時に提示される給与だけで決めるのではなく、長期的に稼げるスキルや経験が身につくか、ということも考えておくと良いでしょう。